相馬大ののっとムフフな日記


2011年03月01日 (Tue)
 ■テレビマガジン争奪戦
今日はテレビマガジンの発売日だったので昼帰りに行ってみた。

買ったら店員さんに
「これ最後の一部でしたよ、危なかったですねぇ」
と、言われる。う〜む・・・(笑

前回はオーメダルがついていたので、激戦が予想できたから
予約をしていたのだけれど、今回のレンジャーキーまで争奪戦とは…。

なんだか色々おかしい今年のスーパーヒーロータイム。
バンダイの玩具部門は好成績なのかな?

おもちゃくらいいつでも買えるようにしてほしいなぁ。

No.4

2011年03月02日 (Wed)
 ■映画:『スコットピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』
カナダの漫画スコットピルグリムVSザ・ワールドの実写化。
原作本が日本だと1巻までしか発行されていないので、途中までしか読んでいないけれど、実写化もかなり原作愛にあふれていて面白かった。今回はエドガー・ライト監督と、主演のマイケル・セラの舞台挨拶付有料試写会。シネマライズにて。

女子高生の彼女がいるスコットピルグリムは、平凡な日々になんとなく退屈しながら生きていた。そんな中、夢で見た美少女が自分の前に登場。猛烈なアタックを試みると、彼女がその気に。舞い上がるスコットだが、彼女と付き合うためには彼女の邪悪な元カレ7人を倒さなくてはならなかったのだ・・・
というお話。バカスw


一番最初にでるユニバーサルのロゴから、笑わせてくれるサービス精神満点の映画。レトロゲーや、日本の少年漫画やアニメが好きな作者の漫画作品を、レトロゲームや昔の少年漫画やアニメが好きな監督が映画化してしまった、それが画面からびしびし伝わってくる感じ。

ストーリーは、結構アレで、中学生が妄想する、自分主人公の主人公超つえー!っていうどうしようもないストーリー(笑)。だからこそ安心のハッピーエンドで、強い敵が出てきてもなんか安心してみてらえる。
しかしそのストーリーを補足するのがセンスバツグンの映像と、これでもかと入れ込んでくる小ネタだから、飽きないどころか画面の中を追うのに忙しい。さらに、日本語で見ていると、日本語字幕で入る小ネタの解説字幕とか読んでいると全部追いきれない!そんな満腹ボリューム。


かなり金を掛けて、好き勝手作った、ある意味自主制作的なにおいが漂う、いわば同人誌的映画。しかし、好きもここまで突き詰めれば、同士を集められる力を持つことが実感できる作品。オタクバンザイ。


しかし、日本で劇場上映がスルーされそうになっていたのもわかる作品。灰汁が強すぎて、ゲーム好き・漫画好き・アニメ好き以外にはついていけない、寒い、盛り上がらない・・・となってしまうのが目に見える。それだけとがった作品だからこそ面白いんだけど、たくさん売ろうとしたときに、普通の人に売ろうとしたら売れないんだよなぁ・・・。
自分の周りにはこの映画が好物そうな人がいっぱいいるから迷わずに薦めるけど、何も考えずに万人に薦めたら面白い!というのって3割くらいなんじゃないかなぁ・・・。


ジャパニメーションに影響をうけて作られたオシャレオタク映画がマトリックスなら、スコットピルグリムはジャパンカルチャーに影響を受けて作られた、本格オタク映画。とくにレトロゲームや昔の少年漫画が好きなら必見!


予告編

No.20

2011年03月04日 (Fri)
 ■テニスほぼ初挑戦
テニスに誘われたので、未経験者なのに図太く参加。
おもしろけど、むずかしい。

以前からソフトボールより小さい球の球技は本当にできない、
(野球・テニス・卓球等々)
といっていたのけれど、おそらく視力と空間認識能力が
著しく低いからなんだろうなぁ。

ボールが大きいサッカーやバスケに比べて
とりあえず動いて何とかするというのが難しいから
余計に技術と勘の悪さをごまかせてないという感じなのか。

テニスは継続的にやってるみたいなのと、
初心者OKっぽいのでまた参加してみよう。

No.3

2011年03月05日 (Sat)
 ■映画:『機動戦士ガンダムT・U』
劇場版機動戦士ガンダムの上映会&富野監督の講演会初日。

TV版ガンダムは7〜8年前に一通り見たのだけれども、
劇場版としてまとめられているのは初めて。

最初見初めて思ったのは、よくガンダム好きの間で口にされる
名台詞が行き着く間もないほどガンガン出てくるw
この劇場版だけ見ていればガンダム好きと
なんとなく話ができそうな気がする不思議。

しかし昔ガンダムを見たときよりも、
まとまっているせいか、自分がガンダム知識を仕入れたせいか、
反戦だったり、巻き込まれた少年たちというテーマが
もっともっとわかりやすかった気がする。
これ見た上で、さらにもう一回TV版を見ると、
もっとおもしろいのか…それともだらだら長いと感じるのか

しかしテレビ版のエピソードをつないでいるので、
ひとつの映画の中に何度かお話の終わりがあると、
上映時間以上に体感時間が長く感じる(笑)
公会堂で上映ということもあって周りにも寝ている人も沢山(笑)
というか、本当にガンダム好きな人たちは劇場版とか
見飽きるくらい見ているんだろうなぁ。

No.2

2011年03月06日 (Sun)
 ■富野監督講演会
内容メモ
おそらく色々なメディアで話されていることなんだろうけど、あまり富野監督やアニメについて詳しくなかったので新鮮。

ガンダムから考える未来⇒30年前から、石油の残量は80年分といわれていた。ガンダムの冒頭の枕詞でもある『増えすぎた人口を・・・』という部分はその部分にもかかっており、有限である資源には終わりがあるので、人類が未来永劫繁栄していくためには革新的な方法が必要。その方法のひとつが宇宙移民であった。SFで話を作っていても、『増えすぎた人口を・・・』という現実に即した言葉を冠することで、現実とつながった問題を考えられる。

ガンダムって何がすごいの?のひとつとして・・・⇒当時のプラモはオリジナルのロボットやメカを発売することがなかった。基本的には戦車や戦闘機など、現実にあるもののミニチュアを作るもの。ガンダムで始めてオリジナルのプラモが作られた。

この映画の総集編って?⇒映画は物語を見せるもの。それまでの総集編映画は実写監督が編集をやっていたが、ガンダムはアニメの監督をやった自分自身が編集を行った。通常はバトルシーンをメインに作られるけど、自分がやるなら人間の物語を見せたかった。
ガンダムの劇場版は3部作として作られたわけじゃなく、第1作で人が入れば続きを作るというものだった。公開3日目で続編制作のGOが出た。

今後の宇宙移民とか⇒宇宙に行くのは宇宙エレベーターじゃだめ。ロケットで行く方がかっこいいから!(笑)でも、ロケット制御は非常に大変なこと、NASAやJAXAはえらいことをしている。実現はしないけれども、可能性を考えるのはとても重要なこと。だから宇宙エレベーターについても考えていかなければいけない。しかしターンAでだしたら、やっぱり絵にならない(笑)


質疑応答

Q.未来というものを考える上で最終的に行き着くのは死。
以前の監督作品では虐殺など、人の死について描いていたけれど、近年の作品では死について描かれることが少ない。死についてはどのように考えているのか?
A.昔は若かったから色々人を殺してきたけれども、そういうのは良くない。物語で人を虐殺するということは現実に自分が殺すのと同じこと。自分が権力を持ったら同じことをしてしまうかもしれない。
2、3前に孫ができたけど、そうすると命のつながりについて考えるようになって、市というものについての考え方も換わった。

Q.今後新しいガンダムは作らないのか。
A.自分はそういうことを言う立場ではないし、若い人達がガンダムを作っているので自分が作る必要はないんじゃない?

Q.規制法案等で話題の表現の自由について、どう考えているか?
A.表現の自由と、公共の場での表現の自由を一緒にしてはいけない。表現することは確かに自由。しかしそれを公共の場で表現する自由があるかはまったくの別問題で、混同した上で表現の自由を声高に叫ぶ人は嫌い。自由な表現がしたければ一人でやればいいし、私はそういうのは大好きです。

Q.コスプレイヤーについてどう考えているか?
A.表現の自由です。ただし僕の目に付くところでやらないで。

Q.未来永劫の反映のためには貧富の差という問題を解決しなくてはいけないのでは?
A.むしろ貧富の差をなくしてはいけない。皆が豊かになることを求めれば、それは消費を大量に増やすということ。中国の貧しいところの人々が豊かになって大量消費を始めたら資源の枯渇も当然早くなる。


ん〜、自分理解で書いてしまったから、意味が変わってしまっているところもあるかもしれないけど、大体こんなところ。相当長くてボリュームもあったので、かなり面白かった。

隣に座っていた男性がなんとも・・・映画の上映中は3/4位睡眠。(寄りかかってくる・・・)
講演中ボイスレコーダーで録音しながらも3/4位睡眠。(寄りかかってくる・・・)
質疑応答になると、前のめりで挙手をして、他の人があてられて質問している間は『なげぇーよ』とイライラつぶやき、『女性の方にも質問してみましょう』という司会の人の言葉があるにもかかわらず手を上げ続け、『女性の方でしょうか?』の問いにうなずいて無理矢理答えて、質問の内容が『ガンダムの由来に"マンダム"が入ってるって本当ですか?』と、講演の内容とまったく無関係な質問をしているという方で、色々と価値観の違いを見せ付けられた。

No.18

2011年03月06日 (Sun)
 ■映画:『劇場版ガンダムVめぐりあい宇宙』
昨日見た劇場版ガンダムT・Uの完結編。
TVの総集編だけれども、すっきりまとめられながら大事なエピソードは抽出してある感じで、割といい感じ。
一番ラストは昔見たTV版よりも面白く見られたかなぁ。

そもそも、宇宙世紀ガンダムの色々な作品を見て、ガンダムに対する知識の肉付けが出来ているから、昔見たときよりも面白く見られたのかも・・・?

ニュータイプとはなんなのか、ってのと、後々までつながっていくシャアとアムロの対立の決定的な部分が描かれていたり、前作・前々作よりも後々のガンダムワールドを広げていったようなイメージの作品。
意外とバトルがあっさりしていて、ガンダムの印象的な絵であるラストシューティングもサクっとすすでいて、ロボットバトルよりも人の物語、と富野監督が言っていたのもわかる気がした。

No.19

2011年03月08日 (Tue)
 ■飯屋さがし
最近仕事場近くでのランチは
新しいところをあまり開拓していなかったので、
今日は新しいご飯処をさがして、Nさんとぶらり二人旅。

今まで行かなかった方面に
ちょっと足を伸ばしてみたらいろいろとあったので、
今度はこっち方面にちょっと行ってみよう。

今日のご飯は香港飯屋であんかけご飯。
スープデザートセットで850円なのでまぁまぁ。

No.1

2011年03月09日 (Wed)
 ■掃除選択炊事買出し
今日はお休みなので、掃除洗濯とご飯、買出し。

あとは、少し片付け。
こわれたPCが邪魔。

近くのリサイクルショップで棚が安かったので2つ購入。

昼はジョナサンでランチ。
ドリンクバーで読書。

後は、創作活動。

まぁまぁ充実。

明日は映画を見に行こう。

No.5

2011年03月11日 (Fri)
 ■民族大移動・・・
一人でお昼に出ていたら、割と大き目の地震。
地下でご飯を食べていたのだけれど、ご飯を食べ終わってくつろいでいた女の人達が『やばいよやばいよ』といいながら階段を駆け上がっていたのが印象的。

と、普通にお昼を食べ終わったら職場の外に皆出ている。なんなのかと思ったら、全員で屋外退避。結構大事だなぁと思いながらそこに加わると、今度は近くの神社に向けて皆で避難。

ある程度落ち着いたように感じたのか、とりあえず仕事に戻るように指示。しかし、ワンセグ等で仕入れた情報により、電車帰宅が壊滅的とのこと。仕方がないので、皆で徒歩帰り。

明治通りが徒歩帰りの人であふれる中、集団下校もとい集団退社。
途中でご飯など食べつつぺたぺた帰って、無事帰宅。
帰っている途中は、なんかよくわからない事態にテンションがあがっていたけれど、意外と大変なことになっていた・・・。なんともはや・・・。

No.23

2011年03月13日 (Sun)
 ■演劇キャンセル
本日は劇団四季美女と野獣を観劇に行く予定だったけれど、
地震の余震で交通機関に混乱があると困るので、キャンセル。

劇団四季は3/12の公演がなくなっただけで、
そのあと3/13から通常通り公演をしているのがすごい。
やっぱりこういう天災のあとは、エンタメ関連が通常通りやっていることが
心を明るくするので、映画館や演劇などは早く復帰して欲しいなぁ。

映画館の営業休止や、ライブの中止などを見ると、
気持ちが暗くなってくるのでがんばれるところはがんばって欲しい。
そういうエンタメ系の営業再開を見て不謹慎という人たちは、
どういう気持ちでそれを思っているのだろうなぁ・・・。
自分が被災地の人間じゃないから気持ちがわからないだけ?


劇団四季は地震の影響でこられない・行きたくないという人は、
無料で日程変更をしてくれるということだったので、
今回の公演は5月にずらして観劇予定。

No.10

2011年03月14日 (Mon)
 ■地震の影響で・・・
地震の影響で映画『唐山大地震』が公開延期とか残念・・・。
そして、上映中だった『ヒアアフター』が上映中止とかひどすぎる・・・。
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』も公開延期・・・。

地震や震災のシーンがあるからという理由だけど、なんだか間違った配慮の仕方のような気もしなくもないけど・・・。
以前深夜アニメか何かで、殺人事件を連想させるからという理由で放送中止になった回があったとかなんだとかが記憶にあるけれど、そのときに騒いでいた人たちの気持ちがようやくわかった・・・。

残念すぎる・・・。
震災のつめあとだなぁ・・・。

No.11

2011年03月15日 (Tue)
 ■早期退勤
節電のためオフィスはゼロ蛍光灯・ゼロ暖房。

みんな寒い寒いと・・・コート着て仕事。
あれ・・・?そんなに寒くない・・・。

ひとり腕まくって仕事。
どうやら自分の仕事スイッチのひとつが腕まくりなんだな、こりゃ。


放射能の値が大きくなってきたので、
帰宅パニックを避けるために本日は早期退勤。
値が大きくなったといっても、普段より大きいだけで、
そんなに危険なわけではないと思うのだけれど、
パニックを起こしている人たちのほうがよっぽど怖いなぁ・・・。

No.9

2011年03月16日 (Wed)
 ■自宅待機
地震と原発の放射能の影響で自宅待機。
昼ごはんに外に出るくらいしかやることがない・・・。
セキュリティの関係で仕事の持ち帰りもできないので、
プラプラ掃除・洗濯などなど・・・。

う〜む・・・。

No.6

2011年03月17日 (Thu)
 ■自宅待機2日目
自宅待機二日目。

ずっと本読み&お絵かき・・・。
う〜む。

就業時間が終わった後は哲夫君とカラオケ。

こんだけ仕事しないと、なんだか感性がどんどん鈍化していくような気分に陥る・・・。

No.7

2011年03月18日 (Fri)
 ■自宅待機3日目
本当に仕事をしなくて良いのか・・・。

友人の会社も、かみさんの会社も普通に動いているのに、僕だけ自宅待機。

小学生のような宿題が・・・。う〜む・・・。

僕だけ仕事しないで、他の人たちみんな出社してるとかないよね?

家でテレビを見ていても原発のニュースに見入ってしまうのでなんとも・・・。


就業時間後はまつなみさんとカラオケ。
本当にアレな生活だ・・・。
来週は無事通常業務ができますように。

No.8

2011年03月19日 (Sat)
 ■劇団四季『マンマミーア』
今年2回目鑑賞。

前回とキャストかわらずかな?
ドナ・ソフィー・サム・スカイ・ロージー・ターニャは変わってないはず。

色々と2ch四季スレで情報を仕入れて行ったら違うところも見られるように。

樋口麻美のドナはかなりいいけど、「スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズがあまり上手じゃない」という評判はちょっと納得。
マニマニマニとかウィナー・テイクス・オールとか力強い歌の方はかなり気が籠もっていていい感じだけど、高くて静かな曲だとふわふわしている感じかなぁ。

スレであまり人気のない谷口あかりソフィーは、イメージ的にソフィーっぽくて好き。歌唱力うんぬん言われていたけど、そんなに気にならないかなぁ。別のキャストで見たらかわる?ちょっと別キャストで観たい感じ。

No.12

2011年03月20日 (Sun)
 ■劇団四季『マンマミーア』3
2日間続けて劇団四季マンマミーア。
今年3回目。

昨日と同じキャスト。
昨日は夜の回で、電車が止まったら困る人が来なかったせいか
かなりの空席だったのだけれど、今日は昼の回で空席も昨日ほど多くない。

でも劇場のノリは昨日の方が良かったかな?
笑い声とか。

No.13

2011年03月26日 (Sat)
 ■映画:『アンチクライスト』
敬愛するラース・フォン・トリアー監督最新作。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『ドッグヴィル』で、人間の嫌ぁ〜なところをわかりやすく描いていて、作品はすごく好きだけど、監督自身と絶対友達になりたくないと思わせる作品作りが印象的な監督。

事故で子供を失った母親が、悲嘆からおかしくなってしまう。セラピストでもある夫は、妻のカウンセリングを行い、治療のため恐怖の源である森の山小屋に行くことに。しかし、その後も妻の精神状態は悪化していき・・・。というお話。


シャルロット・ゲンズブールと、ウィレム・デフォーが非常に印象的な演技をしているのと、かなりショッキングな映像でかなり鮮烈な印象が残る作品。
冒頭出だしの超スローモーション撮影は非常に美しく、まるで何かのCMのような綺麗さでグイグイ画面に引き寄せられるけれど、そこで描かれている物語は相当ショッキング。そんな出だし。
美しいというばかりではなく(というか、美しいシーンのほうが少ないか…)、痛いシーンや目を背けたくなるシーンも多く、カンヌ映画祭では4人が失神とのことらしいけれど、確かに下手なホラー映画よりもきつい描写がちらほら。というか後半は完全にホラー映画状態といっても過言ではないかも・・・。セックスの描写も多いが、エロティックというよりも、サイコな感じで見ていて興奮するどころか暗鬱とした気分にさせられる。カンヌ映画祭で、最優秀女優賞をとりながらも、最低映画賞を取っているらしいけれど、非常に納得な映画だ。


しかし映像的な印象はすごいんだけれど、テーマがいまいち入ってこないのはなぜなんだろう。アンチクライストというタイトルどおり、キリスト教的なテーマがあるので、その土壌がない自分に理解ができないせいか、ショッキングな映像ばかりが先行して頭に入ってきすぎて、テーマやメッセージを噛み砕く余裕がないせいなのか・・・。


エピソード的に好きな部分は、子供の靴についてのエピソードと、ラスト近くの砥石の部分。これは超怖い。怖すぎる。こういうことを思いついて映像化するラース・フォン・トリアー監督とは本当に友達になりたくない(笑)。普段そ
んなことを考えているかどうか別として、怖すぎるわ。

あと、ラストの意味がまったくわからん・・・。
最後のシーンは何を示唆するシーンだったんだろう・・・?キリスト教わかるとわかるのか?詳しい人に解説いただきたい・・・。
読み解いて、研究するにはいい映画かも知れないけど、なんとなくエンタメを求めてみる映画では全然ない。


おもしろさという意味では、そんなにでもなかったという印象なんだけれど、役者・監督がもっている禍々しいパワーはすごく感じる作品。こんな作品誰に勧めればいいんだろうか、と考えてみても誰も思い当たらない、そんな作品。


予告編

No.14

2011年03月26日 (Sat)
 ■ファンタスティックMr.フォックス
CG全盛期に超ローテクの人形アニメ。
しかし、昔ながらの人形アニメが気持ちいい!
ジョージ・クルーニやメリル・ストリープなど豪華すぎるキャストで作られた狐VS人間の仁義なき戦い!


狐のフォックスは、新聞につまらないコラムを書く一児の父。かつては人間からハト泥棒をしていたけれど、結婚して今は腑抜けた生活・・・。穴倉から丘の上のいい家に引っ越したのを期に、家族に内緒で3人の極悪な人間からの盗みをはじめるが・・・。というお話。


イヤーかなりイイ!
主人公のミスターフォックスをはじめとするキャラクターたちがみんないい感じに生き生きしてる!豪華キャストが当てている声は子供向けのアニメではなくて、渋みのある大人向けの演技でかわいいけどちょっとリアルで、時にシュールな動物たちにぴったり。キャラクターたちの面白さを活かしたギャグも割と大人向けで結構色々なところで笑える。


ストップモーションアニメだけれど、狐たちの冒険活劇ということで、コメディあり、アクションありで見所満点。特に、敵である人間に飼われているネズミ警備兵が悪かっちょいい!笑いとアクションを観ているだけでもエンタメとしてかなり楽しめる。


ストーリーは人間VS狐たち野生動物という対立と、父と息子の親子物語の二軸で進んでいくけれども、気をてらわずにしっかり作っているので見ていて安心感があるし、見終わった後にすっきり。画作りのところで技巧を凝らしているから、むしろストーリーはこれ位単純なほうが画面と物語を両方楽しめる。


普通の人より、クリエイターに受けがよさそうだけれど、クリエイターは観ておいて損がない作品!?

予告編


メイキングも素敵

No.15

2011年03月27日 (Sun)
 ■映画:『SP The Motion Picture 革命篇』
テレビドラマシリーズ⇒劇場版Tと見てきてシリーズ最終章の劇場版U。
24ブームに影響を受けたんだろうテレビドラマが結構出来がよくて、結局劇場版までお付き合い。

SPとして活躍する、井上薫(岡田准一)をはじめとする警護チームの4人。国会議事堂での任務の最中に、内閣不信任決議をしている最中に議事堂をテロリストに制圧される!?井上たちがTVの国会中継ごしにみるテロリストのリーダーは、上司でもある尾形(堤真一)だった。自分達が今日議事堂に配属されたことを思い起こした井上は、-尾形は自分達に止めて欲しいのだ-と考え、制圧された国会議事堂の奪還を始める。
という感じのお話。

期待していたものが大体見られてまぁまぁ良かった、というイメージ。
井上の肉弾戦アクションは、吹き替え無しでやっているシーンが多いというのは嘘のようにかっこええ!殴る蹴る銃撃の派手なアクションではなく、がっちり防御固め、捌きからの打撃、打撃からの絡めとり、絡めからの関節・締め技などなど、実践ぽくていい感じ!ジークンドーや、フィリピンの武術カリを学んだというらしい岡田准一のアクションシーンが緊迫感があってかっこいい!

実際のSPがどうこうというよりも、やはり観ていて面白いのはバトルや攻め。TVのエピソード2のテロリストに占拠された病院の開放のように、守るよりも攻略していく方が盛り上がる。今回もエピソード2同様に、占拠された国会議事堂の攻略なので見ていてかなり熱い。バトルあり、トラップありで、手に汗握りながら楽しめたので、終盤近辺のストーリー部分の尺を削ってこっちをもっと見たかったくらい。予告編で流れている会議場への突入も、ジリジリと緊迫感をあげての爆発で、その後のアクションも格好ええ!


ストーリー的にはテレビ版からあまりに長く続きすぎて、割とどうでも良くなってきてしまったせいか、ラストの割と驚く展開も、そうなんだ〜くらいで驚愕の事実!見たいにならなかったのが残念かなぁ。井上近辺の話よりも、尾形近辺の話が加速していったんだけれど、やっぱり本来感情移入すべきは井上なんだよなぁ。井上はキャラクターのバックボーンを描くというよりも、ある種理想のSPを描く(理想の教師、金八先生を描く、みたいな)という感じで、意外と成長や変化がなかったかなぁ。最初から完璧超人みたいな(笑)。自分の見方としてはドラマ部分よりもアクションパートや事件パートのワクワク感を楽しむアクションサスペンスだと思えば余り気にならず。・・・とは、いっても気にしてないだけに、二人の顔のアップを長時間流されたりする、人間描写が多いとテンポがスローテンポになってヤキモキ。テーマや人間ドラマはばっさり割り切って、ドラマ部分はもっと単純でも良かったかもなぁ。
ストーリーも最後スッキリと終わるかと思いきや、一部の謎は残ったまま、最終的な終結は描かれない。また続編が作られるとは思わないけど、ここまで引っ張ってきたのに・・・という感じが否めなくない。一話としては終わったんだけど、結局主人公の上長まで巻き込んだ一大事件は、まだ片付いてません・・・で終わりってのはなぁ・・・。
あと手紙の内容・・・


面白さとは余り関係ないのだけれど、テロリストが全国中継で現役国会議員の汚職や賄賂を暴く、というシーンがある。なんだか、テレビ局主導で割とリアリティのある作りを目指している映画で、こういうシーンはなんだかもやもや。勿論この映画を観て現実と虚構を混ぜて考える人はいないと思うけれど、マスメディアがいたずらに政治不安を煽っているような印象を受けてな〜んか居心地が悪い。どう贔屓目に見ても、考えすぎなんだけれど(笑)

なんだか不満点も多いんだけど、全体としては割りと満足度が高い。ただ、この映画観るためにはTV観ないといけないのというのが・・・。最近ドラマの劇場版多すぎ!

No.24

2011年03月28日 (Mon)
 ■和装 写真撮り
結婚式では和装をしないので、和装での写真取り。

ロケーションは東中野の氷川神社と、新宿の熊野神社。
僕の衣装は一着だけど、カミさんの衣装は黒引き、色内掛け、白無垢と3着分。
カメラマンの方が撮った写真はまだ見ていないけど、同行スタッフが僕のデジカメで撮った写真を見たらかなりいい感じなので、カメラマン撮影の本番写真も期待。

そこそこのお値段はするけど、カミさんも色々と衣装が着られて、手持ちのデジカメにもたくさん写真をもらえたので、かなり満足。

あとは、カメラマンさんが撮った写真のDVD取りに行って、アルバム用の写真選んだり、ウェルカムボード用の写真選んだり。
撮るよりそっちのほうが大変そうな気もしてきた。

No.17

2011年03月29日 (Tue)
 ■駆け込み
今年度末に向けて駆け込みの仕事もあったので
駆け込んでガリガリ仕事。
無事今年度の売り上げに計上できそうです。

売り上げ的にきつい戦いだったなぁ・・・。
ぐーむ・・・。

来年もきついはきついだろうけど、今年とはまた違った楽しさがありそうだからがんばろう。
戦いって思って仕事するのと、楽しいと思って仕事をするのはどっちが結果出るんだろうなぁ・・・。

No.16

2011年03月30日 (Wed)
 ■DVD:『劇場場仮面ライダー電王 お宝DEエンドパイレーツ』
本当のタイトルは『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジーEPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』長すぎる・・・(笑)

劇場で見ようと思っていたけれども、結局観られずDVDを借りて鑑賞。


イマジンにとりつかれた男はどこかで見たことが…?過去へと移動したイマジンを倒した良太郎とイマジン4人だったが、現在へ戻ろうとしたときにデンライナーが盗まれた!?イマジンにとりつかれた男は、泥棒の海東大樹だった!彼の目的は一体!?


いやいや、面白かった。電王らしくイマジンたちの元気な掛け合いと、海東の軽いキャラクターがマッチしていていい感じ。ラストバトルは豪華で、トリロジーの中では演出的には一番派手かな?
ストーリーも電王的なちょっといい話な感じでまとめているので、劇場版電王という感じで安心なできばえ。意外と海東は電王にあうなぁ。

しかし、子供良太郎がだんだん大きくなっていって、佐藤健の演じている良太郎の年齢に近づいてくるんだけど、そのずれがだんだん気になってくるなぁ・・・。佐藤健よりも男らしいぜ・・・。良太郎とは一体なんだったのか・・・(笑

しかし海東はやっぱり司がいてこその海東という感じもする。なんか行動動機が司のストーカーという感じだったのが、お宝にこだわるとちょっとキャラクターがぼやける印象。一番最後にハナが言っていた海東にとってのお宝って話になると、その辺は一応一貫しているのかなぁ・・・。

トリロジーの中では良かった順に、ブルー>イエロー>レッドかな?
これも劇場で見ればよかった。むしろレッドがビデオでも良かった・・・。


予告編

No.22

2011年03月31日 (Thu)
 ■素敵嘘予告
ディズニー版サッカーパンチ予告が素敵過ぎる!
いやー、よくできとる!
本物予告


ディズニー版嘘予告



あぁ、日本語のタイトルはサッカーパンチじゃなくて、エンジェルウォーズだった・・・。
本当にこの邦題なんとかならんのか・・・
あまりにひどすぎる・・・。

No.21